海外旅行の予定が決まったらまずしなければいけないこと。
それはパスポートの確認です。
パスポートは持っているから大丈夫。というあなた。本当に大丈夫ですか?
そのパスポートでは、出発当日の空港で搭乗出来ないかもしれませんよ!?
この記事ではパスポートに関する注意点をお伝えします。
これからお伝えするポイントを確認しながら必ず自分のパスポートチェックをしてくださいね。
パスポートネームは大丈夫?
海外旅行の予定が決まったということは、すでに航空券は予約済、もしくはこれから予約する方がほとんどでしょう。
予約名(スペル)、間違っていませんか?
特に女性に多いのですが、結婚して姓が変わった方は要注意!
パスポートネームと予約の際の姓が違っていませんか?
パスポートが旧姓の方は、急いで変更しましょう!
またパスポートは基本的にヘボン式ローマ字で作成しますが、申請者が希望すれば非ヘボン表記での作成も可能です。
例:大谷⇨OTANI(ヘボン式)、OHTANI(非ヘボン式)
該当の方はもう一度、パスポートネームと予約時のスペルが違っていないか確認して下さい。
一文字でも違うと飛行機に乗れません!
パスポートの有効期限は大丈夫?
パスポートはまだ切れてないから大丈夫というあなた。
もう一度、有効期限と旅行の帰国日をチェックして下さい。
旅行の帰国日がパスポートの有効期限から6ヶ月以内の方。
例:パスポート有効期限が2025年1月1日
旅行期間が2024年10月1日〜10月7日
あなたが行く国の、入国条件を必ず確認してください。
入国時(もしくは帰国時)にパスポートの有効期限が6ヶ月以上あること。が入国の条件になっている国も多くありますので、6ヶ月を切っているけど、まだ切れていない人は、必ず確認して下さい。
この条件に引っかかると出発時の空港で止められ、飛行機に乗せてもらえません。。。
確認したら6カ月足りていない!!という方は自分の行く国の入国の条件を今すぐ調べましょう。
足りない方は基本的に1週間でパスポートは更新できるので、急いでパスポートを更新してください。
もし出発まで1週間を切っている場合は、残念ながらパスポート更新は間に合わないので、今回の旅行は中止もしくは延期してください…。
ただし特別な理由がある場合は特別に短時間でパスポートが発行できます。お住まいの自治体のパスポートセンターにご相談下さい。
以下に代表的な旅行国のパスポート残存期限をまとめています。参考にしてください。(2024年5月時点)
東南アジア
【入国時6カ月以上必要】
インドネシア、シンガポール、カンボジア、ベトナム
フィリピン(推奨であり、絶対条件ではない)
【入国時3カ月以上必要】
韓国(推奨であり、絶対条件ではない)
【帰国時まで有効】
台湾
ヨーロッパ
【帰国時まで有効】
イギリス
【シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上】
フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、フィンランド、オランダ、オーストリア、ベルギー、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スウェーデン、スイス
※シェンゲン協定加盟国とは
シェンゲン協定に加盟する上記27の国のことです。参加国間は、パスポート提示なしで旅行が可能です。いわゆる国内旅行の扱いとすることができます。
北米・中南米
【帰国時まで有効】
アメリカ
メキシコ
【出国予定日+1日】
カナダ
【入国時6カ月以上】
ペルー
パスポートのページは余ってる?
海外にたくさん行っている方。
たまっていく入国スタンプやVISAシールなどって結構気持ちいいですよね?
ですが今回の旅行、ページは何ページあまっていますか?
なかなかページがいっぱいになる方はそうそう居ないとは思いますが、バックパッカーや海外出張の多いビジネスマンの方、油断しているとページが足りない!
となる可能性もあります。
最低でも2ページの余白ページがあるか確認しましょう。
特に到着空港でビザを取得して入国する国への旅行を計画している方は要注意です。
ビザシールで1ページを使うことがほとんどなので、出入国スタンプも含め、最低でも2ページは必要ですよ。
まとめ
パスポートのチェックポイント
①名前の確認
旧姓の方は今すぐ更新を!
非ヘボン式の方は念の為確認を!
②有効期限の確認
パスポートの有効期限は旅行の帰国日から6ヶ月以上ありますか?
ない場合は旅行する国の入国要件の確認を!
要件に引っかかる場合
⭐︎出発まで1週間以上ある→今すぐパスポート更新
⭐︎出発まで1週間ない→今回の旅行は中止(or延期)してください。
③ページ余っていますか?
VISAやスタンプを押すページの余白があるか今一度確認を!

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